2023/09/20(更新日:2023/11/11)

ホームページ制作時のSEO内部対策について解説

SEO
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エムクアスタッフ

AUTHERイマイズミ ケン

WEBディレクター/タイ料理のキッチンカー運営埼玉出身▶︎東京▶︎タイ(バンコク)▶︎滋賀 / 5年前にITエンジニアからWEB系エンジニアにキャリアチェンジ/ エムクア代表。エムクアのプロフィールはこちらストアカでWordPressのレッスン講師もやってます。TwitterからDM大歓迎!

肩書き/保有資格

  • 全日本SEO協会 SEO検定1級
  • NSPC主催 2級ウェブデザイン技能士(国家資格)
  • 公益社団法人 全日本能率連盟登録資格 公認 Webディレクター
  • 公益財団法人 滋賀県産業支援プラザ 創業サロンメンバー
  • Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)取得

こんにちは。

滋賀や関西のお客様を中心にホームページ制作を承っているエムクアです!

 

SEOの対策としてよく耳にする【内部対策】と【外部対策】というワードがありますが、どちらもホームページを上位表示させるためには欠かせないものです。

今回は内部対策について詳しく解説していくと共に、実際に行われている具体的な施策例をご紹介します。

 

ホームページ制作時のSEO内部対策とは

 

内部対策とは、ホームページの中身でコントロールできる部分を制作者側が正しい構造にすることで、検索エンジン側から評価されやすいホームページとして認識されるようにし、表示順位の上昇を目指す対策の事を言います。

 

一方の外部対策は、制作したホームページの外側で行う対策の事をいい、内部対策よりも対策が成功すれば順位上昇のスピードは速いでしょう。

ですが、内部対策を疎かにすると表示すらされなくなる可能性もあるので、外部対策よりも重要であると言えます。一見、他からは見えない分インパクトはありませんが、ホームページ制作者の腕はここで見られると言っても過言ではありません。

 

解説の前に前提として、【自サイト全体がSSL/TLS化されているか】の確認が必要です。

 

サイトのSSL化とは

SSLとはウェブブラウザとウェブサーバー間のデータ通信を暗号化し、第三者からの盗聴や情報盗難、改ざんなどを防ぐ役割を果たしています。以前はSSLという名称でしたが、最新版はTLSと表記されている事も多いので、自サイトのSEO対策前には確認しておくべきでしょう。

 

SSLで暗号化されているサイトであれば、【HTTPS】という『通信が暗号化されている』事が分かるようにホームページアドレスの前に【https://】が付いています。

逆に暗号化されていないサイトであれば、【HTTP通信】が行われているので通信自体は可能ですが暗号化されていません。この場合、【http://】となります。

 

さて、SEOの内部対策で重要なのは

 

①、クローラーが自サイトを理解し、登録出来るようにする事

②、クローラーが理解した後、Googleが自サイトを理解し、登録出来るようにする事

③、ユーザーが使いやすく、見やすい構造になっているか確認する事

④、HTMLタグが最適化されているかを確認

 

この4つがポイントです。

1つずつ解説していきます。

 

具体的なSEO内部施策を紹介

 

Googleクローラーが自サイトを理解し、登録出来るようにする事

ホームページを制作しても、すぐに自身のサイトが思うような順位で表示されることはありません。

まずはクローラーというロボットにより、世界中のホームページは【巡回】というステップを踏みます。この巡回で自サイトを適切なカテゴリーにインデックスしてもらい、自サイトの中身とそのカテゴリーがフィックスして正しく表示されるようにしなければなりません。

例えば美容系のホームページを制作しても、内部SEOをきちんと行っていなければ【アウトドア】や【旅行】のカテゴリーに分類されてしまい、表示してほしいカテゴリーに表示されないという事が起こります。

その為に有効な対策は次の5つです。

 

XMLサイトマップを送信する

そもそもクローラーの巡回とは、既にインデックスされたサイトのリンクを巡って、新しいサイトの巡回を行います。このXMLサイトマップはいわば【クローラー専用のGoogleマップ】の様なものです。これで自分の位置を正確に送信する事でクローラーに巡回を依頼できると共に、サイト内の全てのページを巡回してもらう事で正確にGoogleへインデックスさせるために必要になってきます。もちろん新しいページを作成したら、毎回XMLサイトマップは更新しないといけません。

 

パンくずリストの設置

サイトにクローラーの巡回が来た時に、サイト内で迷子にならないようにしてあげましょう。それが【パンくずリスト】と言われるいわゆる案内板です。

よくあるのが【トップ >メインページ >今のページ】の様に、今自分自身がどこを見ているのかを分かり易くするものです。

ユーザーにとっても分かり易い構造ですが、クローラーにとっても理解しやすい構造となっているのでとても重要になってきます。

 

URLの正規化

URLの正規化とは表記の統一を言い、2つのURLがあった場合に同じ内容のページでもGoogleは【同一内容のページ】と理解してしまい、重複コンテンツ=評価減退の原因となってしまいます。

この対策としてはGoogleが推奨している【301リダイレクト設置】や【rel=”canonical”リンク要素の使用】を使いましょう。

例えば、「http://サイト名」 のサイトと「https://サイト名」でどちらでもアクセスができる場合は、httpsの方のサイトにリダイレクトをかけるようにしましょう。

 

階層の増やしすぎには注意が必要

自サイトのトップページから幾つかのカテゴリーに分類して様々な情報を書くことは非常にいいとされており、これを【階層構造】といいますが、階層構造はあまり多くしすぎないようにしましょう。一般に階層構造は最大3構造がいいと言われており、ユーザーもそれ以上になると回遊しにくい可能性があります。

 

robots.txtを使い優先度を利用する

この【robots.txt】は、クローラーが巡回する中で、どうしてもサーバーの情報量が多い場合に一度に巡回出来ない可能性があるので、ページ自体に【巡回優先度】を設けて、その優先度順に巡回してもらえるように設定するタグを言います。

これにより必要なページを決めて巡回させることも可能です。

 

クローラーが理解した後、Googleが自サイトを登録出来るようにする

クローラーが自サイトを正しく理解できた後には、Googleへの正確なインデックスが必要です。

Googleは高品質でキーワードとの関連性が高く、ユーザーへより有意義なサイトを上位表示したいと考えていますが、制作したサイトをクローラーが理解しただけではいけません。

クローラーからの情報をGoogleが正しくインデックスし、Googleのアルゴリズムにより『このホームページは良質でキーワードと関連性の高いホームページである』と認められて初めて検索順位競争のスタート地点に立てるのです。

その為の対策を紹介します。

 

タイトルには【h1】タグを使い、キーワードを必ず入れる

h1から始まるタグを見出しタグと言いますが、この見出しタグはGoogleがインデックスする際に重要な役割を果たします。

その為、このタグにキーワードが入っていないだけで【関連性が薄い=表示する必要が無い】と判断されてしまうので必ずメインとなるキーワードを入れましょう。

カテゴリーを分類した後に必要なのは、そのカテゴリー一つ一つに見出しタグをつける事ですが、そこにもキーワードを可能な限り入れましょう。

 

例えば

【h1】ソロキャンプに使えるギア10選!

【h2】2021年最新のソロキャンプにオススメギアはこれだ!

【h3】最新のキャンプギア(調理編)

というように、自然な形の文脈にする事も重要です。

 

あまりにも不自然な文脈にすると、Googleの規制により、表示されない可能性もあります。

そして【h1】の次は【h2】を、【h2】の次には【h3】をというように、順番にタグをつけていく必要があります。

数字の順番がおかしくなってしまったりすると、それだけでクローラーが巡回できなくなってしまうので見出しタグの設定は重要です。

 

画像のalt属性を使う

【画像のalt属性】とは、画像の説明を行うためのタグをいいます。

ですが、100%実行される保証はありません。Alt属性にすることでホームページに画像が表示されるようになり、表示されない場合には記載されたテキストが表示されるのでユーザーにも伝わりやすいという面を持ちます。

 

ファイルサイズはPCとスマホを考慮する

現在はPCとスマホの両方で検索するユーザーが多い事から、【レスポンシブデザイン】を取り入れたホームページ制作が主流です。

ですが、PCでのファイルの重さと、スマホでのファイルの重さはかなり差があり、PCファイルだけのホームページを作ってしまうとスマホユーザーは【読み込みが遅い】という理由でホームページの中身を見ずに直帰してしまいます。

また、最近ではファイルサイズが適正かどうかも検索順位に影響するとGoogleも発表しているので、可能な限り軽いものを使う様、心がけましょう。

 

といっても1つのホームページ制作において2つの画像を使い分けることはせず、基本的にはPCファイルを圧縮してスマホ用に表示させるケースが殆どです。

稀にPCファイルのままスマホで表示した際に、スマホ上では字が小さすぎて読めないケースや、全体的にPC画面を無理矢理スマホ内に押し込めたように見えるものはこのファイルの圧縮に失敗している又はやっていないという事になります。

この場合、メインユーザーがPCにいるかスマホにいるかでSEO内部対策を行っているようです。

 

ユーザーが使いやすく、見やすい構造になっているか確認する事

クローラーが理解できる=ユーザーが理解できると考えれば、自然とユーザー目線のホームページ制作が可能となります。

今回オススメするのは基本的なユーザビリティ目線での構造になりますので、可能な限り導入してみてはいかがでしょうか

 

構造化マークアップを利用する

【構造化マークアップ】とは、Google検索エンジンに自サイトの内容を正確に理解してもらえるようにする記述方法です。

Google検索エンジンが【正しく理解した】というのは、サイトタイトル・概要の下に出てくる【星マーク評価、レビュー数】が見分ける判断材料になります。

これにより、よくある【お問い合わせ】等の追加も可能なので活用するべきでしょう。

ですが、こちらも関連性が重要視されます。

関連性のないコンテンツや、虚偽のレビューをマークアップするとガイドラインに引っかかってしまいます。

 

ページネーションをうまく使う

ページネーションとは、サイト内の下部に設定されている【1・2・3・4・ 10】の様に今自分はどこのページを見ていて、このホームページは全部で何ページあるのかを一目でわかるリンクです。

このページネーションで結ばれたリンクであれば、Googleは【一連のコンテンツである】と認識するので、ページ数が多くても評価が下がる可能性は低いとみられます。

ここでもGoogleが推奨している【rel=”next”】 【rel=”prev”】というタグを使いリンクをまとめましょう。

 

HTMLタグの最適化

HTMLタグはホームページ制作において最も基本的な言語の1つです。

現在はHTML5と呼ばれるものが最新版となります。

HTMLタグの場合、ある程度自由な表現が可能でしたがHTML5の場合はそこまで厳しくはないものの、多少の制限やルール通りの記載をしないと表示されない場合があります。

 

今回は最適化する為に最低限必要なHTMLタグをご紹介します。

 

hタグ

②でも紹介していますが、これは【タイトル・見出し】を表します。

形式は【〈h1〉〇〇〇〇〇〇〇〇〈/h1〉】となり、始まりには〈h1〉を、タイトルの終わりには〈/h1〉を付けることで、クローラーに『ここからここまでがタイトルです』という事を理解させます。

そこからは〈h2〉・・・〈/h2〉〈h3〉・・・〈/h3〉という風に中見出しや小見出しを追加していくタグです。

aタグ

これはアンカーといって、リンクテキストや画像を示すタグです。

形式は【〈a href=https://〇〇〇〇〇〇〉テキスト〈/a〉】となります。

〈a〉内に【target=”blank”】を設定すると新しいウィンドウで開くことができ、【target=”self”】を設定すると、現在のページでリンク先に行く事が可能になります。

また、古いブラウザで【target】を使用する際にはAPI悪用を避けるために【rel=”noreferrer”】を追加しますが、現在は【target=”blank”】を〈a〉に設定すると自然と【rel=”noopener”】設定と同様処理になります。

 

imgタグ

これは画像表示の際に使用するタグです。現在はGIF・JPEG・PNGの3種限定で使用されています。

形式は【〈img=””https://〇〇〇〇〇〇.上の3種の内どれか〉】となります。

 

uタグ

これはアンダーラインタグです。囲まれた箇所にある文字にアンダーラインを引き、通常の文字よりも少し強調してユーザーに伝えることが出来ます。

形式は【〈u〉テキスト〈/u〉】となります。

 

bタグとstrongタグ

bタグは囲んだテキストを太文字にして強調します。

形式は【〈b〉テキスト〈/b〉】です。

一方のstrongタグは、囲んだテキストを更に強調することが可能です。

形式は【〈strong〉テキスト〈/strong〉】となり、〈b〉よりも強調してユーザーに伝えることが出来ます。

 

fontタグ

これはフォント種類、サイズ、色を設定します。

形式は【font face=”MSゴシック” size=”15” color=”red”】となり、それぞれをホームページに合わせて調整可能です。

 

HTMLタグは全てマスターする必要は全くありません。

最低限必要な幾つかをマスターしておけば初心者はOKですが、自身でホームページを制作したいという方は〈display〉や〈flex〉、〈position〉等の制作に欠かせないタグを覚える必要はありますし、マスターしていないと仕事にはならないでしょう。

 

基本的な構造の理解が出来て、なおかつリサーチに時間を掛ける事が可能かどうかというのがホームページ制作の内部SEO構築には大切になってきます。

ですが、全てはユーザーが使いやすいようにする為。しいては、クローラーが理解でき、Googleにインデックスされ、ユーザーまで届く構築にしないといけないという事です。

 

まとめ

 

以上がホームページ制作においてのSEO内部対策についての説明になります。集客ができるホームページを作成するにはSEO内部対策は必須と考えておきましょう。

 

尚、エムクアではお客様にSEO内部対策のサービスを提供しております。

これらの新サービスは長年SEO対策に取り組んできた弊社が自身を持って提供できる内容になります。

 

SEO業者はよく小手先だけのSEO対策でSEOの順位を上げようとしますが、そういった対応は一次的には順位に変動があっても、継続的に順位をキープすることは難しいことが多いです。エムクアではSEO内部対策とコンテンツSEOをメインにお客様に提供し、長期的なスパンでサポートをさせて頂きますのでご安心ください。

 

また、対策費用も他社に比べるとお手頃で費用対効果が高いサービスとなります。

 

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その他、SEOに強いホームページ制作なども行っております。

 

弊社では、googleが出しているLighthouseというツールを使い、お客様に実際にサイトの評価の数値を見てもらい制作をしていきます。ですので、ホームページ製作時に数値的にサイト評価やSEOスコアが高いことの確認が可能です。

 

ご興味がある方は気軽にご相談ください!

 

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