こんにちは。
滋賀や関西のお客様を中心にホームページ制作を承っているエムクアです!
『内部SEO対策も外部SEO対策もばっちり!コンテンツSEOも少し組み込んでいざホームページ開設!』と発車したはいいものの、思うようなアクセス数の増加が見られないホームページは多々存在します。
幾ら対策を講じても伸びない理由はただ1つ。
それは【ライティングの質】でしょう。ホームページ制作でのSEO対策にはライティングの質が重要です。
今回はSEOライティングとは?という解説と、SEOライティングを行うにあたり幾つかのポイントを解説します。
ポイントを抑えて執筆数を重ねることで徐々に上達していき、結果は後からついてくるでしょう。
ホームページ制作時に重要なSEOライティングとは?
まずはSEOライティングを行うにあたり大切なポイントを紹介していきます。
常にユーザー目線でライティングする事
ホームページ制作者になりたての頃は常に結果が求められるでしょう。ましてや独立したばかりの新規事業者等の場合、ユーザー目線ではなく依頼者や企業目線になりがちです。
企業側に偏るあまり低品質な被リンクを集めてアフィリエイト系が多くなってしまったり、過剰なまでに非関連キーワードを入れ込んでしまい支離滅裂な文脈になってしまうと、ユーザーへ何を伝えたいのかが明確にならず、ユーザー自身も興味を失ってしまいます。
ユーザーが自身で設定したキーワードを検索した意図を汲みとり、ここから何を知りたいのかを理解していないとユーザー目線のライティングはできません。
ユーザーがつい見てしまう様なユニークさも大事
ありきたりなタイトルや大手競合と同じキーワードを使っても中々結果は出ません。
大手競合との差別化を図るのであれば、独特の切り口やワード選びも重要ですし、何よりも大手競合では記載していない新しい情報を組み込むことも大事です。
ですが、文脈をわかりづらくしてはいけません。あくまでもシンプルに仕上げ、ユーザーが分かり易い言葉でのライティングが大事です。
検索エンジンにも捕まり易いキーワードを選ぶ
検索エンジンとは、GoogleやYahoo!のようにユーザーが情報を検索する場合に使う場所ですが、ユーザーが理解できる以前にこの検索エンジンがSEOライティングを理解出来ないと検索自体に該当しない傾向にあります。
その為、幾ら高品質なライティングをしても『あれ』『これ』『それ』などふわっとした文脈の場合、検索エンジン自体が理解できずに表示されないといった事象があります。
例えばソファの事を書いたライティングの場合、
『一般的なソファの大きさは〇〇m×〇〇mなので人気が高い』
ではなく、検索エンジンが理解でき、なおかつユーザーへ情報を与えるのであれば
『一般的なソファの大きさは〇〇m×〇〇mです。〇〇m×〇〇mは人が行き来する為の動線の確保が取れるので人気が高くなります。』
と言ったようにエンジンにもユーザーにも理解しやすい文脈にしましょう。
ペルソナの明確化
ペルソナとはマーケティング用語の1つでSEO上では【想定読者】を指します。
このペルソナを明確化し、ターゲットを絞ったライティングを意識しましょう。
例えば10代と20代、30代では趣味や好きなものが違います。
男性か女性かでも大きく異なるでしょう。
その中で【キャンプ】というキーワードをメインにライティングする場合、ペルソナとなるのは【30代・男性】が多くなるので、その年齢層に合わせたライティングを行います。
そして【30代・男性】の中でも【アウトドア経験のある人へ向けたもの・アウトドア経験のない人へ向けたもの】の2種類に分類されるので、どちらをペルソナとするのかを想定しながら内容や文脈を決めましょう。
特に専門用語などが多いライティングは初心者には理解しづらく、途中で読むのを諦めてしまう場合が多いので、分り易いキーワードを使う事でユーザーが読みやすい文になります。
SEOライティングの基礎知識
SEOライティングを行う場合、ユーザー目線で執筆するのが重要ですが【クローラー】と呼ばれる機械が理解できる構造でなければなりません。
まずはクローラーが理解できるライティングを行います。
タイトルは左詰めで構成
印象的には中央に置きたいところですが、左詰めで設定しましょう。
クローラーが理解しやすいのは左詰めの文章です。タイトルを30字~40字で設定すると文字全体が表示できる傾向にあるので、わざわざ中央に配置する必要がありません。
URLをシンプルにする
URLがシンプルではないサイトはクローラーがいいサイトか悪いサイトかの判断が付かず、表示できない可能性があります。
例えば【キャンプ】の事を書いているのであれば【camp】という文字が無いとクローラーが関連性を見つけ出せず表示できないので、必ず【camp】は入れましょう。
また、これを意識していても日本語にした配列では同じ事象が起きる可能性があります。
あくまでもアルファベットで、尚且つシンプルなURLを作成します。
タイトル・メタディスクリプション・リード文にキーワードを入れる
上の3文を構成する際には必ずメインとなるキーワードを入れましょう。
特にメタディスクリプションは重要です。メタディスクリプションとは、Google検索を行った際のサイトタイトル、URLの次に表示される概要文のことを指し、メタディスクリプションをユーザーが確認する事でコンバージョン数の増加に繋がります。
また、クローラーもこの3つを理解する事で、【この記事は〇〇について書かれている】と理解できることから重要視されています。
階層構造を正確に設定する
階層構造とは、見出しの大きさに合わせたタグを言います。
- 【h1】…タイトルを指します。例:キャンプでおすすめのギア10選!
- 【h2】…大見出しを指します。例:キャンプでは必須!テントのオススメ!
- 【h3】…中見出しを指します。例:【(ブランド名)では(商品名)が使いやすい】
- 【h4】…小見出しを指します。例:【*さらに詳細に掘り下げる際に使用】
とそれぞれに決められた配置と役割があるので正確に振り分ける事が大事です。
特に順番の間違いや数字を飛ばす構成はNGです。
見出しにもキーワードを入れ、自然な文脈にする事
見出しにもキーワードは必要で、特に【h1】ばかりに気を取られがちになってしまいますが、重要なのは【h2】以降へキーワードを入れ込む事です。
最重要キーワードを入れることで不自然な日本語になってしまうとSEO評価がかなり下がります。自然な文脈でh1~h3にキーワードを入れると、クローラーも理解でき、ユーザーも分かり易いのでコンバージョン数の増加や回遊に繋がります。
h4はかなり細かい分類になるので普段使う場面は少ない印象です。
クローラーがよりキーワードを理解できるようにする
クローラーがキーワードを理解する為に必要なのが【キーワード同士の近隣性】です。
2つのキーワードの間に別な単語や接続詞が入ってしまうと、筆者としては同じ内容を伝えているとしても、クローラーとしては【関連性の低いキーワード】と認識してしまいます。
SEOライティングではいかに近隣性の高いキーワードを生むかがポイントとなるので、複数の単語を使う際には、様々な言い回しを検討すべきでしょう。
関連キーワードは専用ツールで一網打尽に
関連性の高いキーワードの把握は必須ですが、どこまでが関連しているキーワードなのか判断が付かない場合が多いのではないでしょうか。
その場合、【Googleサジェストキーワード一括ダウンロードツール】を使うと効率よく関連キーワードを調べることが出来ます。
共起語と同異語の使用
共起語とは、キーワードと共に検索されることが多い単語です。一例として【旅行】というキーワードの共起語は【海外・国内・飛行機・電車・近場】などでしょうか。
Google検索エンジンはメインキーワードへの関連性を認め、専門性の高いサイトへ上位評価を与えやすい傾向にあるので、可能な限り共起語は複数の文章に散りばめておきましょう。
同異語とは【同じ意味で異なる単語】を指します。これは【ホテル】と【hotel】【HOTEL】は同じ意味ですが単語が別物です。複数個を1文に入れると不自然になってしまうので、自然な形で使うと、どちらの検索をされても表示荒れる可能性が高くなります。
SEOライティングを行う際には競合と同じキーワードで上位検索される事よりも、特定のキーワードの共起語や同異語で上位を目指したほうが上位表示される可能性があります。
実際にライティングを行う際のポイント
前述した基礎をまとめると
- タイトルは左詰めで構成
- URLをシンプルにする
- タイトル・メタディスクリプション・リード文にキーワードを入れる
- 階層構造を正確に設定する
- 見出しにもキーワードを入れ、自然な文脈にする事
- クローラーがよりキーワードを理解できるようにする
- 関連キーワードは専用ツールで一網打尽に
- 共起語と同異語の使用
となります。もちろん全て使えれば問題ありませんが、URLを独自のものにしたいクライアントや関連キーワードが薄いもの等、ホームページ制作者側にとってはこれらの網羅だけでも難しい時があります。
実際にライティングを行う際にはあくまでも使える部分を使うという認識でOKです。
積極的に使いすぎて文脈がおかしくなってしまうと結果的に表示順位の低下につながってしまう恐れがあります。
そしてSEOライティングでは、一番最初に【結論】を書きだすと良いでしょう。
ユーザーが情報を検索する理由は【分からないから答えが欲しい】からです。
1つの情報に対してはじめから答えを深堀りするユーザーは少なく、一般的には1の疑問に1の答えを求めている傾向にあります。
この様に結論から書き出す文法を【PREP法】といいます。
PREP法
Point(結論)→Reason(なぜなら)→Example(例)→Point(結論)という順序で文章構成を行うとユーザーの理解度は格段に上がり、その記事への興味が上がります。
そして【もっと知りたい】という欲求を生み、サイト回遊へとつながる事でコンバージョン数の増加や直帰率の減退に繋がっていくのです。
次に可能な限り【画像や表、グラフ等を使う】というのもポイントです。
画像や表、グラフ等を使う
文章だけのライティングは正直ユーザーの興味を損ねる可能性が高いと言えます。
なぜなら、全員がしっかりと全文を読み、理解し、納得する訳ではないからです。
そこで画像や表を使うとどうでしょうか。
画像を使う事でよりユーザーに対して【このような事ですよ】という製作者側の意図を伝えやすくなります。
また、曖昧な情報を使わずに、しっかりとデータをもとにしたライティングを行いましょう。
データの取れているライティングを行う際には、ライティング元となっているデータを添付し、内容を解説するだけでもユーザーの理解度が格段に上昇するはずです。
特に【〇〇は△△よりも多い】という文脈の際にはそのライティングの根拠が無ければユーザーは【それは自己判断の結果】という理解に留まってしまいます。
より真実を伝えるのであれば、研究したデータやアンケート調査などのデータを使ってみるといいでしょう。
但し、表やグラフは検索エンジンでは理解できません。
その為、文章でしっかりと情報を補わなければただの【関連性のない長文】として処理されてしまい、検索順位の減退に繋がります。
最後に【適正な頻度でリライトを行う】というのもポイントです。
適正な頻度でリライトを行う
ライティングは一度書いたらおしまいというものではありません。適正なリライト【文章の構成・文言・文脈の修正】をかけてページ自体を育てていきましょう。
リライトを行わないと、そのページは打ち出した当初よりも古い情報ばかりになってしまい、ページ自体が劣化します。
リライトの更新頻度はサイトによって異なります。それは、一度決められたものが【変わりやすいもの】と【変わりにくいもの】に分類されるからです。
変わりやすいものというのは、趣味や飲食関係、住宅関連のライティングなどが当てはまります。時期や時間、タイミングで細かく変化しやすいので、更新頻度は極めて多いと言えるのではないでしょうか。
一方の変わりにくいものとは法律やルール等をライティングする際に多いです。今で言うと【終活】や【葬儀】関係の記事はあまり大きい変化が細かくありません。
SEOライティングは執筆までの理解やキーワード選定も重要ですが、執筆後の細かいリライトや事実確認のリサーチも含めて【ユーザーと製作者と共にサイトを育てていく】という部分も大事になってきます。
まとめ
以上がホームページ制作においてのSEOライティングについての説明になります。集客ができるホームページを作成するにはSEO対策は必須と考えておきましょう。
尚、エムクアではお客様にSEOライティングのサービスを提供しております。具体的には、お客様の対策キーワードにあった記事をこちらで作成し、検索順位の上位を狙っていきます。
これらの新サービスは長年SEO対策に取り組んできた弊社が自身を持って提供できる内容になります。
SEO業者はよく小手先だけのSEO対策でSEOの順位を上げようとしますが、そういった対応は一次的には順位に変動があっても、継続的に順位をキープすることは難しいことが多いです。エムクアではSEO内部対策とコンテンツSEOをメインにお客様に提供し、長期的なスパンでサポートをさせて頂きますのでご安心ください。
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尚、SEOタイムズさんのSEOに関する記事がとてもわかりやすかったのでこちらも是非確認してみてください!