こんにちは。
滋賀や関西のお客様を中心にホームページ制作を承っているエムクアです!
ホームページ制作において、常に重要視されている【SEO対策】ですが、昨今のSEO対策は今までの対策と少し毛色が違ってきており、それがコンテンツSEOです。
今回はコンテンツSEOについて解説していきます。
ホームページ制作でのコンテンツSEOとは?
コンテンツSEOとは【適正なコンテンツを適時メンテナンスし、1つ1つのコンテンツの質を高めながら検索上位を目指す方法】です。
コンテンツ、すなわちホームページ上の記事や画像、動画を日々更新できるものを更新し、新しい情報を取り入れてユーザーに『このサイトは有益なサイトだ』と評価してもらえるようにホームページを直すSEOという事です。
そして、前述したコンテンツSEOによって集客を行い、購買意欲を高めて見込み客を発生・育成する事でユーザーを増やし、さらなる新しいコンテンツを生み、発生・育成させていくというポジティブスパイラルを発生させ利益に繋げていきます。
この一連の流れを【コンテンツマーケティング】と言います。
ポイントはやはり【ユーザー目線のコンテンツかどうか】という部分でしょう。
いくら情報量があるホームページでも、ユーザーの求めているコンテンツを明確に出来ていなければそれはただの情報となり、ユーザーまでは届きません。
いかに1つ1つのコンテンツを重要視するかが大事になってきます。
ホームページ制作においてこれまでのSEO対策との違い
ホームページ制作において従来の内部SEO対策や外部SEO対策との違いは、
内部SEO対策
どうやって必要なユーザーを集めるか【キーワード選定等】
外部SEO対策
どうやって他社との差別化を図るか【被リンク獲得等】
コンテンツSEO
見込み客を新たに発生させ、自然と引き込む事でより良質なコンテンツ
に仕上がるといったところでしょうか。
そもそもSEO対策はユーザー目線と言いながらもユーザーに配慮出来ていなかったり、過剰とまで行かなくとも1サイト目でアフィリエイトが多かったりとユーザーが離れてしまう様なものも多く、いくらホームページ制作会社に高額で依頼したとしても中々検索上位に上がってこない場面も散見されますが、コンテンツSEOは内部や外部よりもより一層ユーザー目線でSEO対策を1つのコンテンツ毎に設定し、ユーザーが欲しい情報がすぐに表示される。
そしてそのコンテンツの質は高く、リピーターや新規のファンを作りやすいので、評価も高く、検索上位表示がされやすいと言った違いがあります。
細かく違いを見ていきましょう。
コンテンツの量
コンテンツの量は従来よりも細分化されています。
例えば【ソファ】というキーワードに対するSEO対策を内部対策で行ったとすると、少なくともソファというキーワードで検索が可能で、そこに【赤】等の色や【2人掛け】というキーワードのSEO対策を行う事で【ソファ 赤 二人掛け】で1位になったとしても月間のトラフィック数で言うと100~1000の間でしょう。
あっという間に検索下位に下がってしまい、新たな内部SEOを対策しないといけなくなります。
これがコンテンツSEOの場合、【ソファ】を1つのキーワードとし、さらに【ロータイプソファ】【脚無し】【ソファベット】【クッション】【2人掛け】【4人掛け】【オットマン】などの関連するコンテンツを複数設定しておくことで、よりユーザーがホームページに長時間滞在し、回遊する可能性を生みます。
そして【ソファ】というキーワードだけで1位を獲得した時よりも関連するキーワードがほぼ上位にあると見ていいので更に上位獲得を狙えるチャンスも増え、トラフィック数の増加も期待できるでしょう。
このように、コンテンツを無駄に増やすのではなく、必要な関連性の高い物をコンテンツ化する事で徐々に検索上位を目指していき、そのコンテンツをキーワードとして設定します。
文字数
コンテンツSEO対策を行う場合に気になるのが文字数ですが、制作するホームページによっては、あまり文字数は関係ないと言えます。
文字数を多くする際のメリットは
- 情報が多く発信でき、ユーザーの興味を引き出す可能性を少しでも高くすることが可能。
- 単語数を増加させることでロングテールキーワード(単語を複数個掛け合わせたもの)が増加し、自然と検索回数が多くなる為、トラフィック数が増える
- ロングテールキーワードの増加に伴い、コンバージョン率も増加する
というものです。
次にデメリットも見てみましょう。
- ユーザーが単純に最後まで見ない可能性もある=直帰率が増加する。
- 本当にユーザーに伝えたい部分が埋もれてしまう可能性もある=トラフィック数が減少してしまい、コンバージョン率も減少する。
という部分です。
メリットもデメリットもあくまで可能性の範囲でしかないので一概には言えませんが、文
字数はあまり関係ないと言っても少なすぎるとユーザーに対して制作者側の意図が伝わり
にくい傾向にあります。
ですが、文字数が少なくても検索上位にヒットするホームページも存在します。
これはユーザーからかなり高い評価を得ており、【必要な情報を・必要な分だけ・必要なユーザーに届けている】という極めて珍しい成功例と言えます。
これらのホームページは基本的に【長期的にWebサイトを運用出来ている】という結果もついてくるので、初期段階ではこれを狙うのは自殺行為になってしまいます。
ホームページを開設したばかりの初期段階ではまだ評価するユーザー自体少ないので、しっかりと商品の良さやユーザーが求めているコンテンツを伝えるべきでしょう。
一般に人間が集中して読むことの出来る文字数は少ない人で【500文字】。
読むのが早い人で【1500文字】。平均的には【800文字】と言われています。
一度に集中できる時間が平均3分と言われているので、1000~2000字が妥当ではないでしょうか。後はいかに情報を精査し、伝えるべきことをしっかりと伝えられるかがカギとなりそうです。
キーワードの量
キーワードの量は適正量でなければなりません。
あまりキーワード量を多く設定すると、その1つ1つのコンテンツに対するアフターケアが出来ず、コンテンツ内容が劣化していく傾向にあります。
また、少なすぎてもユーザーの欲しい情報のないコンテンツは検索順位が上がる事はほぼありません。
キーワードを選定する際のポイントはGoogleが提唱している【マイクロモーメント】という概念を理解する必要があります。マイクロモーメントとは、
- 知りたい(Know)
- 行きたい(Go)
- したい(Do)
- 買いたい(Buy)
という4つの概念で分類されます。この中でも知りたい(Know)としたい(Do)は問題解決への糸口となる記事や、ユーザー自身が興味のある記事になり、検索上位に現れる傾向があります。
その為、知りたい(Know)としたい(Do)に対するSEO対策を行う場合にはコンテンツSEOを取り入れる事が重要です。
目的別にコンテンツSEOの対策を行うとすると、ユーザー数の増加を狙うのであれば【知りたい】というキーワード選定を行うといいでしょう。ですが、このユーザー数は直帰性が高い=コンバージョン数が低い可能性があります。知りたい事を知ってしまえばそれ以上はサイトに長居しない為です。
そこで関連性の高い【○○の様々な使用方法!】や【○○を使うときにおすすめの△△!】という関連キーワードを入れることでユーザーの興味を引き出すことが出来るという事です。
また、コンバージョン数(クリック数)を出したいのであれば、【したい】というキーワード選定を行いましょう。
【したい】という欲求の次に来るのは【どうやったら出来るのか】【それには幾ら掛かるのか】【どこで出来るのか】などの次に繋がり易い場合が多いです。
知りたいという欲求よりもかなりハードルが低くなり、検索しやすいという面もあるのでコンバージョン数を上げる為にはおすすめです。
コンテンツの質
コンテンツ量は適正な位と言いましたが、コンテンツの質には最も気を配りましょう。
高品質なコンテンツでない限り、ユーザーは【あぁ、この程度の情報か。】という気持ちになりやすく、直帰率の増加や回遊したいという欲求の減少に繋がり、結果としてコンバージョン数の低下を引き起こし、全体の評価が低迷してしまいます。
ポイントは
- オリジナリティを出す
- 適正なコンテンツをユーザー目線で選び、設定する
- 1つのコンテンツに偏らない
- 検索上位にはない【情報】をリサーチし提供する
この4つが重要になってきます。
①の【オリジナリティ】では、どこにもないアプローチの仕方、例えば宝探しの様なユーザーが【続きを見たい】と思うようなホームページに仕上げる事で、コンバージョン数も増加し、回遊度も上がるのではないでしょうか。
②の【適正なコンテンツ】では、関連性の低いキーワードは徹底的に削除し、関連性の高いキーワードのみを深く掘り下げる事が重要です。
③の【1コンテンツへの偏り】はリスク回避の為に行いましょう。
例えば【ソファ】という中でも生地ばかりのコンテンツを作らず、製品全体を細かく見ていくと言った具合です。
1コンテンツに偏りすぎると専門性が極端になってしまいます。
④の【上位検索にはない情報】をリサーチできるのは現場の人間だけです。
幾らネット上で情報を拾ってもそれは他社がアップした情報であり、既に既知の事実である可能性が高かったり、全くのでたらめである可能性があります。
そうすると品質は高品質とは言えず、ユーザーからの評価も下がってしまします。
新しい情報を入手するのであれば、各SNSや関連のある人への取材、事実確認などは適時するべきでしょう。
ですが、コンテンツSEOを始めたばかりですほぼ検索上位に勝つことはできません。
初期段階はしっかりと地道にユーザーの求める声を正確に拾い、的確なコンテンツを事実確認しながら構成していくべきでしょう。
コンテンツSEO対策で便利な無料ツール
コンテンツSEO対策として有効なツールは
- ①Googleアナリティクス
- ②Googleサーチコンソール
- ③Similar Web
の3つは確実に利用するべきでしょう。
Googleアナリティクス
これはGoogleが無料で提供しているサービスです。
アナリティクス=分析を指し、サイトタグを埋め込み【セッション数】【ページビュー数】を確認出来るので、WEBサイトにアクセスするユーザーの行動を視覚化する事により『今、顧客が何を求めているのか』を分析、解析できるためのツールとなります。
単純な検索順位の確認も可能ですが、その検索自体が他の被リンクからなのか、広告からなのか、SNSからなのか等の詳細を知る事ができ、確認後のSEO対策にも十分活躍します。
これを公認認定してもらい【Googleアナリティクス個人認定資格】を取得し業務にあたる方もいらっしゃいます。
Googleアナリティクスへの理解ももちろん深くなりますが、一番はこの資格を取得し、自身の顧客が求めているものへの理解度が格段に上がるという事が重要視されているのでほぼ全てのホームページ制作会社にはこの資格を取得している人が所属しており、今後クリエイターとして生きていく為には間違いなく必須と言えそうです。
Googleサーチコンソール
アナリティクスと同じ様に、Googleが無料提供しているSEO解析ツールです。
こちらは検索結果に特化したサービスで、流入キーワードや検索順位を確認出来ます。
アナリティクスとの違いは検索結果を詳細に分析できるので様々なサイトがある中でどんなキーワードから流れてきているのか?や、では検索順位は?コンバージョン数は?などを調べることが出来ます。
Googleアナリティクスと併用する事でコンテンツSEO対策にも高い効果を発揮します。
また、GoogleサーチコンソールでのSEO対策に慣れた後には【Google広告認定資格】の取得をお勧めします。
こちらはGoogle広告(AdWords)に関する知識や実務能力の高い個人を認定する資格で、この資格を取得していれば、https://analytics.google.com/オンライン広告のエキスパートとして認定されるので転職などには非常に有利になるでしょう。【全てのオンライン広告】に精通していれば取得出来るのではなく、自身に【必要な分野】での取得が可能なので合格できるチャンスは大きいです。
Similar Web
SEO対策は自社の対策だけではまだまだ検索上位までは遠く、競合となるサイトの分析も欠かすことが出来ません。
やはりSEO順位が自サイトよりも上のサイトを分析し、自サイトではやっていない事等を見つけましょう。
このSimilar Webでは大きな競合サイトの分析が確認できます。
トラフィック数や直帰率なども知ることができ、Googleアナリティクス同様コンテンツSEO対策には高い効果があると言えるでしょう。
まとめ
以上がホームページ制作においてのコンテンツSEOについての説明になります。集客ができるホームページを作成するにはSEO対策は必須と考えておきましょう。
尚、エムクアではお客様にコンテンツSEOのサービスを提供しております。具体的には、お客様の対策キーワードにあった記事をこちらで作成し、検索順位の上位を狙っていきます。
これらの新サービスは長年SEO対策に取り組んできた弊社が自身を持って提供できる内容になります。
SEO業者はよく小手先だけのSEO対策でSEOの順位を上げようとしますが、そういった対応は一次的には順位に変動があっても、継続的に順位をキープすることは難しいことが多いです。エムクアではSEO内部対策とコンテンツSEOをメインにお客様に提供し、長期的なスパンでサポートをさせて頂きますのでご安心ください。
また、対策費用も他社に比べるとお手頃で費用対効果が高いサービスとなります。
その他、SEOに強いホームページ制作なども行っております。
弊社では、googleが出しているLighthouseというツールを使い、お客様に実際にサイトの評価の数値を見てもらい制作をしていきます。ですので、ホームページ製作時に数値的にサイト評価やSEOスコアが高いことの確認が可能です。
ご興味がある方は気軽にご相談ください!