こんにちは。
滋賀県や関西のお客様を中心にホームページ制作を承っているエムクアです!
今回はLPOが必要な理由と具体的な施策方法について詳しく解説していきたいと思います。「SEOという言葉は聞いたことがあるけれど、LPOは聞いたことがない!」「LPOの具体的な役割など知りたい!」方向けに、この記事ではLPOの初心者の方にも分かりやすく解説していきます。LPOとランディングページにはどのような関係があるのか?について深く解説してます。是非最後まで読んで下さい。
LPOとは?
LPOとは「Landing Page Optimization」の略語です。英語にするととても長い印象ですね。日本語に直すと、「ランディングページ最適化」という意味になります。ランディングページをサイトに訪れたユーザーのニーズに合わせて最適化する手法のことを言います。
「ランディングページ最適化」のこと
LPOとは「Landing Page Optimization」を略語化したもので、日本語に直すと、「ランディングページ最適化」の意味を表します。
ランディングページ最適化というのは、サイトに訪れたユーザーに合わせた、ランディングページの問題点を解決するというWebマーケティングのやり方のことを言います。
具体的に説明をすると、「美容院 安い」や「美容院 テレビ」、「美容院 女性のみ」で検索をしてきたユーザーというのは、同じ「美容院」でも、目的が「安い」や「テレビ」「女性のみ」であるのでユーザーの知りたい情報はバラバラです。
なので、それぞれのユーザーが知りたい情報を、ユーザーに合わせてWebサイトを最適化する手法のことをLPOといいます。
LPには広義と狭義がある
ランディングページには広義と狭義というものが存在しています。この2種類の意味の違いについて詳しく見ていきたいと思います。
- 広義とは・・・ユーザーが検索や広告などでの訪れた最初のサイトのページのことを言います。ユーザーは検索や広告、ブックマークやリンクなど、あらゆる形からサイトを訪れてきます。そのサイトがランディングページとなるのです。
- 狭義とは・・・Webマーケティングの世界ではLP(ランディングページ)と言えば、狭義のことを言います。狭義とは主に縦長の1ページで構成させていることが多く、売り込みや売上げを増やす為に作られた1ページのことを言います。
上記でも紹介したとおり、Webマーケティングの世界ではLP(ランディングページ)といえば、狭義のことを指す場合がほとんどですので、覚えておきましょう!
LPOの目的
では、なぜLPOをしないといけないのか、LPOの目的について解説していきたいと思います。LPOの目的は、ユーザーがランディングページに入ってきて、コンバージョンにつなげることです。
どんなにおしゃれなデザインや文章を制作したり、そのページに訪問者がたくさん訪れたとしても、コンバージョンに繋がらなければ収益に繋がりません。
そのサイトのターゲットをしっかりと絞り込み、問い合わせや、申込み、商品、サービスの販売、資料請求件数、会員登録を増やすことにつなげていかなければいけません。
それがコンバージョンにつなげるということなのです。
CVR(コンバージョン率の向上)
先程LPOの目的はCVR(コンバージョン率の向上)ということを説明してきました。このCVRにはどのようなものがあるのか具体的に見ていきたいと思います。
- 商品やサービスの問い合わせ
- 商品やサービスの申し込み
- 商品やサービスの販売
- 資料請求件数
- 会員登録を増やす
といったことがCVR(コンバージョン率)を増やすということに繋がってきます。皆さんも良くサイトに訪問をしてサービスの申し込み等の画面を見たことはあるかと思います。
ですが、ほとんどの方はその申込みをしない、あるいは迷うという行動になるのではないでしょうか。なぜそのようになってしまうのか、そしてどう改善していけば契約や申込みに繋がるのか、という施策がLPOなのです。
費用対効果の向上
もう1つのLPOの目的は、費用対効果の向上です。費用対効果とは、商品を発明したり販売する上でかけた費用によって、どのような効果があるのかということです。LPOの対策を行うことの目的の1つとして、この費用対効果が向上することが挙げられます。
LPOが必要な理由
LPOはなぜWebマーケティングに必要なのでしょうか?「SEOだけでサイトの集客だとだめなのかなぁ?」そういった疑問をもっている方も多いのではないでしょうか。SEOとLPOの関係性をこれから見ていきたいと思います。
SEOとLPO
SEOでサイトの集客をしても、実際に販売している商品やサービスに繋がらない、売れないというパターンは多いのではないでしょうか?そんなときに行うのがLPOという施策なのです。
では、LPOが有効に働きそうなサイトというのはどのようなサイトなのでしょうか。そのLPOが有効に働くサイトは、ECサイト、不動産、旅行、グルメなどの多くの商品を取り扱っている情報サイトとなります。
こういう多くの情報を取り扱っているサイトというのは、LPOの施策を行うことによってユーザーのCVR(コンバージョン)率を挙げやすいサイトということになります。
なので、多数の商品を取り扱っているけれど、CVRに繋がらないなぁという場合には是非LPOというの施策を行ってみることをおすすめします。
LPOの施策方法
LPOの施策を行いたいと思っている方には是非2つの施策方法をこれから紹介していきたいと思います。主に使われることが多いのが1つ目に紹介しているABテストですが、どちらのテストもメリットやデメリットがあります。では、詳しく見ていきましょう!
ABテスト
1つ目の施策がABテストです。ABテストを行うときにしておきたいことが、仮説をしっかりとたてるということです。しっかりとした考えを取り入れることで高い改善率が期待できます。
ABテストは、Aパターン案、Bパターン案、あるいはCパターンもある場合があります。2、3種類のパターンを用意してその行いを比較していくテストです。
複数用意したパターンを検索してきたユーザーに対してランダムに表示します。その表示したページで成果が挙がったパターンを採用することを言います。
このABテストを行うことにより、CVR(コンバージョン)率が挙がり、売上げに繋がります。
多量変テスト
2つ目は多量変テストです。多量変テストはABテストよりも使われることが少ないです。テストをする場合のほとんどはABテストで行われていると言ってもいいでしょう。
一方で、多量変テストを行う場合というのは、付加価値を期待できる場合が多いです。具体的には、ランディングページを構成するにあたってレイアウトや見た目、操作などの組み合わせを行うことで、複数のランディングページをランダムに表示させることを言います。
その中で一番効果的だったランディングページを見つけるテストが多重変テストです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。サイトの集客は出来ているけど、離脱している可能性の高いサイトというのはLPO対策をすることによってサイトの売上が向上すると思います。自分のサイトでも是非試してみて下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございました。