こんにちは。
滋賀や関西のお客様を中心にホームページ制作を承っているエムクアです!
今回は、これからホームページを作りたい方に向けて、筆者が業者委託した際に注意した点、実際に遭ったトラブルなどをまとめましたので、是非ご参考にしてください!
ホームページを業者に依頼する時に起こりうるトラブルとその対策について、実際のケースを交えながら3つの段階に分けてお話をさせていただきます!
初めて委託をする方が陥りやすい、注意すべき点を3つご紹介します!
費用について「追加料金が発生してしまった!」
委託会社と契約を結んで、無事に予算内にホームページが出来そうと一安心したところ・・・
出来上がったホームページの修正依頼をしたら「追加で料金を頂きます」と言われてしまう。
そんなケースが意外にも多くあります。何よりも気をつけていただきたいことがやはり契約金のお話です。
・修正はどの程度まで対応してくれるのか
・修正に費用が発生する場合、実際にいくらお金がかかるのか
制作会社と契約を結ぶ前には、以上の点をしっかりと確認しておくことが肝心です。
また、前もってインターネットや情報サイトなどでホームページ制作の相場を調べておくと交渉がスムーズに進むでしょう。
品質について
「想像と違ったホームページができてしまった・・・」
一言にホームページを作るといっても、業務形態によって作りたいイメージは様々です。本当はスマートで堅いイメージで作りたかったのに、優しい印象のホームページができてしまった・・・となると、残念な気持ちになりますね。
実は、ホームページ制作において一番多いと言われているのがこのような
「クライアントと制作会社間でのイメージのズレ」です。
・なるべく「お任せ」はせずに意見をすり合わせる
こういった問題は発注の段階により詳しく伝えることで解決しておきましょう。
著作権について
「解約したらホームページは使えないと言われてしまった」
ホームページは言わば製作者にとっては一つの作品です。そして、作品には著作権というものが発生します。ホームページの発注の経験が浅いと、この著作権の所在がわからずに後戻りできないトラブルが発生する事があります。
制作会社が著作権を主張している時、どうすれば良いでしょうか?
まず、知っておいて頂きたい事が2つあります。
ほとんどのホームページ制作会社が契約について以下の通りに記載をしています。
・著作権は発注者に帰属する事
つまり、お金を払って作ってもらったホームページは制作を依頼した人が永続的に所有する事ができるのです。
ここで気を付けておきたいのが、以上の規約は制作会社によって内容が変わるという点です。
ホームページはこれから貴方や貴方の勤める会社の顔になるもので、長く付き合っていく大事な商売道具です。こういった著作権についての確認は必ず行うように意識をした方が良いでしょう。
制作会社によっては契約終了後に著作権を返還するよう求めてくる場合もありますので、きちんとお話をして、双方の納得の上で契約をする事が大切です。
音信不通について
「制作を依頼した会社と連絡がつかなくなった」 制作を依頼した会社と連絡が取れなくなることは恐ろしいことに意外とあり、中には
・料金を先に要求してきて、その後一切連絡がつかなくなった
などなど、ホームページ制作にまつわる黒い噂は絶えないようです。
そんな制作会社に対するトラブルを未然に防ぐためにも、
・設立してから何年なのか
・今までにどの様な実績があるのか。
など、事前に情報収集する事がポイントとなってきます。
知っておきたいトラブル回避のコツ2点
さて、ここまではよくあるトラブルの実例をお話しさせていただきました。
以下は事前に知っておきたいトラブルを起こさない方法についてお話をします。
制作会社にも得意分野があることを知っておきましょう
実は会社ごとに得意なジャンル、苦手なジャンルがあります。
身近なもので例えれば、洋服を仕立てたい時にスーツのテーラーに対してカジュアルウェアの相談をしても思う様な仕上がりにはなりませんよね?
以下に簡単にジャンルを分けてみましたので、どの様なホームページを作りたいか、依頼するときの参考にしてみてください。
コーポレートサイト
企業の説明をビジネスパートナーに向けて表現するのがこのサイトに当たります。個人事業の方が自己紹介や実績を見られる様にする際にもこのジャンルが得意な会社に依頼すると良さそうです。
ECサイト
商品をカートに入れてお買い物をする、一般的な通販サイトはこのジャンルです。特徴的なシステムを使いますので、商品の流通を考えている方はECサイト経験のある会社を探してみましょう。
キャンペーンサイト
会社やコンテンツの周年記念に作られる事が多いサイトです。遊び心のあるサイトを作りたい場合は、キャンペーンサイトの実績がある企業にお願いすると良いと思います。
どんどん質問しましょう
ホームページ制作に限った話ではありませんが、仕事を委託する時には大抵の場合、専門用語が多すぎて話を理解するのに疲れてしまう事がよくあります。
ひとまずコンシェルジュの話に合わせて「大丈夫です」「わかりました」と言っている間に著作権が制作会社のものになっていたり、運用期間の契約が想定と変わっていたりと、説明を受ける段階でトラブルの種は着実に成長しています。
自分は素人であることを割り切って、知らない単語はすぐに聞き直す様にするとトラブルの発生率はグンと下がります。
事前知識をつけましょう
これは原始的な対処法ですが、事前にホームページがどの様にできるのかを勉強したり、見積もりの相場を調べておくことで実際の契約の時に話がスムーズに進める事ができます。
また、制作を依頼する時に必要になる情報を事前にメモにとっておくと依頼のイメージが明確になって安心できますね。
・どのような人が作っているのか
こういったことを少し知っているだけで、依頼する時のイメージがグッと現実的になりますよ!
また、忙しくて勉強する時間がないという方はホームページ制作会社を紹介してくれる仲介会社もありますので利用してみましょう。
基本相談料は無料で、安全な制作会社を紹介してくれるので相場を調べる時間や会社の比較などの手間が省略できます。また、分からないことを予め聞いて起きやすいのも大きなメリットですね。
実際にトラブルが起きてしまったら?対処方法3点
ここまでお読みいただいたなら、もうほとんどトラブルには合わないことでしょう。
それでも、もしかすると何かハプニングがあるかもしれないのが現実です。
もし、制作会社とトラブルに繋がってしまった時、どのような対応ができるのでしょうか。以下に記載をしました。
会社の乗り換え
一番多いのはこちらのケース、制作会社を乗り換えることです。
・対応が悪い
など様々な観点から乗り換えている利用者さんも多いようです。
契約をする前に乗り換えるなら費用も手間もかかりませんが、もしホームページを運用している段階で乗り換えるとなると、
・著作権
・契約期間
等々、確認するべきことがたくさんあるので、よく前調べをしてから行動しましょう。
消費者センター
次いでお勧めしたいのがこちら。
「前払いしたきり、音信不通になってしまった・・・」
「依頼していた会社が廃業になってしまった」
こういった乗り換えたいのに行動すらままならない時は消費者センターに相談してみます。公的な立場ですので、安心して相談ができますね。
デメリットは、土日に対応してもらえないことやなかなか電話が繋がらないことです。
弁護士相談
最後にご紹介する対応策は、トラブルのプロに相談することです。
最近ではネット上で簡単に相談をするサイトなどもあるので、実際の困りごとを相談してみて、弁護士を雇うかどうか決めることもできます。
そして、ホームページ制作に関するトラブルのほとんどの場合において、「払ったお金が帰ってきた」ようです!トラブルに巻き込まれて泣き寝行ってしまう前に、一度こういった第三者に相談してみることを強くお勧めします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はホームページ制作を業者に依頼する際のよくあるトラブルと対策方法をご紹介しましたが、ホームページ制作にまつわる不安ごとは解消できたでしょうか?
以下に本記事でご紹介した大事なポイントをまとめました。
トラブルを未然に防ぐ対策3点!
・会社の下調べをしっかりとする
・契約内容を正しく理解する
また、実際にトラブルが起きてしまった時の対処法は
・第三者(消費者センターや弁護士)に相談する
以上のポイントをしっかりと踏まえて、安心してホームページを作りましょう!